海外メディアの報道によると、2月26日、BYDの執行副社長ステラ・リー氏はYahoo Financeとのインタビューで、テスラを輸送分野の電動化における「パートナー」と呼び、テスラが電気自動車の普及と一般への啓蒙に重要な役割を果たしてきたと指摘した。
ステラ氏は、テスラがなければ世界の電気自動車市場は今のような状況にはなかっただろうと述べた。また、BYDはテスラを「深く尊敬している」とも述べた。テスラは「市場リーダー」であり、自動車業界がより持続可能な技術を採用する上で重要な要素となっている。ステラ氏は、「テスラがいなければ、世界の電気自動車市場がこれほど急速に成長することはなかったでしょう。ですから、私たちはテスラを深く尊敬しています。テスラは、共に世界全体に貢献し、市場の電動化への移行を推進できるパートナーだと考えています」と指摘した。ステラ氏はまた、内燃機関車を製造する自動車メーカーを「真のライバル」と表現し、BYDはテスラを含むすべての電気自動車メーカーのパートナーであると自認していると付け加えた。さらに、「電気自動車の製造に関わる人が増えれば増えるほど、業界にとって良い結果になる」と付け加えた。ステラ氏は過去にテスラを「非常に尊敬される業界の同業他社」と呼んでいる。マスク氏も過去にBYDを同様に称賛しており、昨年はBYDの車は「現在、非常に競争力がある」と述べている。
2023年第4四半期、BYDは初めてテスラを抜き、バッテリー電気自動車の世界的リーダーとなった。しかし、年間を通して見ると、バッテリー電気自動車の世界的リーダーは依然としてテスラである。テスラは2023年に、全世界で180万台を納車するという目標を達成した。しかし、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、テスラを単なる自動車販売業者ではなく、人工知能(AI)とロボット工学を専門とする企業と位置付けていると述べた。
投稿日時: 2024年3月1日